オッサンの独り言

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移民大国アメリカの今を描いた傑作【正義のゆくえ】

 

作品紹介

 

 

作品名 正義のゆくえ I.C.E特別捜査官
公開年月 2009年
上映時間 113分
監督 ウェイン・クラマー
主演 ハリソン・フォード
配給 ワインスタイン・カンパニー

 

 

あらすじ

 主人公のマックスは移民局で働く職員だった。不法移民を取り締まる捜査をしている最中ある女性と出会い、そこから、さまざまな立場の移民達が描かれていく・・・

 

感想

 これは、アメリカの移民問題をテーマにした映画となっています。移民問題はニュースなどで、見たりしてたのですが、改めてこの映画を観ると、現実はすごく残酷なんだなと感じました(*_*;。

 

 この映画では、様々な事情を抱えた移民達が、アメリカに夢を託し暮らしている様子が描かれています。しかし、そんな彼らに大きな壁が立ちはだかります。それは、アメリカ”市民”かどうかという問題です。

 

 最初正直、市民になる事がそんなに重要なのか?と思っていましたが、観ているうちにこの意味の持つ重要性を理解しました。

 

 作中では、強制送還となってしまった登場人物が「私の未来は閉ざされてしまった。」という事を言っていましたが、まさに事実そうなんだと思います。

 

 母国語を話せないのに、その母国に強制退去なんて、お先真っ暗にきまってるじゃないですか(*_*)。

 

 そんな人達がいる中で、見事”市民”になった人は、幸せな生活を手に入れたさまが描かれていました。この対比のさせ方は、いろいろと考えさせられました。

 

 ”勝ち組””負け組”じゃないですけど、こうやって社会は分断されでいくのでしょうかね?そして、一旦”負け組”となってしまった人の末路は、この映画のラストで描かれているようにしかならないのでしょうか。とても、残酷ですよね(;´Д`)。

 

 

こんな人にお勧め!!

 社会派映画が観たい人

 アメリカで移民問題がどうなってるのか知りたい人

 お勧めなので、是非観てください。

 

 

登場人物

 

関連グッズ

 

 

 移民問題ではないですが、ブレクジットで話題の北アイルランド問題

をテーマにした名作。

 

 

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