作品情報
作品名 | オートマタ |
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公開日 | 2016年 |
上映時間 | 110分 |
監督 | ガベ・イバニェス |
主演 | アントニオ・バンデラス |
配給 | コントラコリエンテス・フィルムズ |
あらすじ
2030年代末、太陽のフレア増加にともない、地球は砂漠化が急激に進行。人類の人口の99.7%が失われた。生き残った人類は安全な都市を作り、そこでの過酷な労働のためにヒューマノイド型ロボットを開発して、作業にあたらせていた。
感想
今回は、「オートマタ」を紹介。
これは、なかなか考えさせられる映画だった。
この作品には人型ロボットが出てくる。人型ロボットというと、「ターミネーター」や「アイ、ロボット」等々有名な作品が連想されるが、それらとはかなりイメージが違う。
まず人型ロボットといわれてイメージされるのは、屈強さではなかろうか。金属で覆われたそのボディは、頑丈でとても力強く見える。(まさに「ターミネーター」で、T-800を演じたシュワちゃんのような(#^^#))
しかし、本作で登場する人型ロボットはとても、モロい(;´Д`)。銃で2,3回撃たれただけで、すぐに壊れてしまう。これは現実に、完成しつつある人型ロボットの要素を取り入れてのリアル志向なのだろうか。
さて、もう一つ人型ロボットでイメージされるのが、人類の良き友達という要素だ。人間の言葉や感情を理解し、手助けや時には話相手にもなってくれる。これはロボットの理想であり、到達点とされてきた。
だが本作は、そこにとどまらない。さらにもう一歩踏み込んでいる。その事については是非、映画をみて確認していただきたい(#^^#)。とても雄大な話になってしまっているが。
リアルな要素を入れたことにより、SF映画の枠をこえ、ロボットと人間の未来を暗示させるかのようなこの作品。ちょっと風変わりだけど、面白い映画でした。
こんな人にお勧め!!
近未来映画とか好きな人
哲学的な映画が好きな人
おすすめします。
登場人物
- ジャック・ヴォーカン(アントニオ・バンデラス)
- レイチェル・ヴォーカン(ピアギッテ・ヨート・ソレンセ)
- スーザン・デュプレ(メラニー・グリフィス)
- ウォレス(ディラン・マクダーモット)
- ロバート・ボールド(ロバート・フォスター)
- ヴァーノン・コンウェイ(ティム・マッキナリー)
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