作品情報
作品名 | ヘレディタリー 継承 |
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公開日 | 2018年 |
上映時間 | 127分 |
監督 | アリ・アスター |
主演 | トニ・コレット |
配給 | A24 |
あらすじ
主人公のアニーは、長年疎遠になっていた母エリーの死を切っ掛けにグループ・カウンセリング参加するようになっていた。そんな中、母の遺品を整理しているうちに、異様な気配を感じて・・・。
感想
今回は「ヘレディタリー 継承」を紹介。
この作品は、前から観たいと思っていた作品の一つだ。
というのも、サンダンス映画祭でプレミア上映されてから、評論家達からの評価が高く「21世紀最高のホラー映画」、とまで言われる作品だからだ。
さすがに「21世紀最高のホラー映画」は言いすぎだろ、と思いながら期待を胸にさっそく鑑賞スタート。
そして、思った事は・・・・。
うん、これは怖い作品だ(;´Д`)。
怖いと言っても、よくあるアメリカのホラー映画とは質が異なっていた。「オーメン」や「エクソシスト」に代表されるように、あちらのホラー映画って直接的に訴えてくる作品が多い。それは、その方が観客うけが良いというのもあるが、もっと根が深いところ、宗教とか文化的なところにあると思う。キリスト教で、絶対悪とされている悪魔が存在し、それが怖さの対象となっているように、きっと日本人とは怖さの対象が違うんだと思う。
そう考えると、この作品は日本のホラー映画に近いように思える。「リング」や「呪怨」にみられる、あのジワジワとくる感じ、不気味さがこの作品がからヒシヒシと伝わってきた。
冒頭のミニュチアのシーンから始まり、チャーリーの不気味な絵、それらがとても謎めいていた事が、よけい心をざわつかせた。主演のトニ・コレットの演技力も素晴らしかった。特に放心状態のシーンは何とも言えない怖さを感じた。
こうやってみると、「21世紀最高のホラー」というのも、あながち嘘じゃないかと思えてきたw。ただ真の恐怖は、観終わってからやってきた・・・。
作品を鑑賞後、内容を理解できず、何回か見直してようやく理解した時には、ほんとゾッとしてしまった(;´Д`)。
継承・・・この意味を理解した時、きっとあなたは戦慄するだろう。
こんな人にお勧め!!
ホラー映画大好きなひと
謎が多く、不気味な映画が好きなひと
おすすめです。
登場人物
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