白鯨との闘い

　１８５０年、アメリカの作家ハーマン・メルヴィルはある老人の下を訪れる。その老人はかつて、エセックス号という捕鯨船に乗り、巨大鯨と闘った最後の生き残りだった。なかなかその話をしてくれない老人だったが・・・

　今回は「白鯨との闘い」を紹介。

　この映画は、小説「白鯨」の裏側を描いたサバイバル映画、という設定だ。「白鯨」はとても有名な小説なのだが、私は未読・・・(;´Д｀)。

　おもしろそうな小説なので、いつかは読みたいと思ってはいたのだけれどね・・・(;´Д｀)。

　そんな予備知識ゼロの状態だったので、最初は、タイトルから鯨との闘いがメインの、冒険活劇かなと想像していた。だが実際はかなり違った。これは良い意味で予想外だった。

　たしかに鯨との対決は、緊張感もあり見応え十分。しかしこの映画が描いているのはそれだけではない。もっといろいろなものが詰まっていた。人生観や人間関係、宗教的な事などなど。それらがうまくミックスしていて、とても壮大な映画だった。

　非常に味わい深い映画なので、みてください。

　とても奥が深い映画が観たい人

　哲学的な映画を観たい人

　おすすめです。

オッサンの独り言