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【おすすめ映画】「ミュージックボックス」の感想 | 人の全てを知る事は無理なのかな

 

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ミュージックボックス

作品情報

作品名 ミュージックボックス
公開日 1990年
上映時間 124分
監督 コスタ=ガヴラス
主演 ジェシカ・ラング
配給 トライスター・ピクチャーズ

 

キャスト

 

あらすじ

 アンはアメリカで、弁護士の仕事をしていた。そんなある日、彼女の父親にある通知が届くのだが・・・。

 

感想

 これは、アメリカの法廷モノらしからぬ作品だった( ;∀;)。

 

 あちらの法廷モノというと、ハデなパフォーマンスと、重箱の隅をつつく様なねちっこい弁論が真っ先に思いつくのだが・・。

 

 この作品には、それがほとんど無い。ホント思いのほか、あっさりと審議が進んでいくw。

 

 さらに、戦争犯罪で訴えられているが、その事の”善悪”を深堀りする事は無かった。(あくまで、別人で通します)

 

 

 証人が次々と出廷し、当時の残酷な行いを淡々と語っていく・・。

 

 そんな中で、浮き彫りなったのがアンの動揺。

 

 次々と過去が明るみになっていく中、弁護士以前に娘として、信頼していた父親への想いが揺らぎ始める・・。

 

 この葛藤する姿が、丁寧に描かれていて非常に面白かった(#^^#)。(たぶんこれが、メインで描きたかったと思う)

 

 どんなに親しい人でも、全部知る事はやっぱり無理なんですかね( ;∀;)。

 

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 一風変わった、法廷モノを観たい人

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