ボーン・アイデンティティー
作品情報
作品名 | ボーン・アイデンティティー |
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公開日 | 2003年 |
上映時間 | 119分 |
監督 | ダグ・リーマン |
主演 | マット・デイモン |
配給 | ユニバーサル・ピクチャーズ |
キャスト
あらすじ
マルセイユ沖で操業していた漁船が、ある男を救助した。彼は背中に撃たれた痕があり、記憶まで失っていたのだが・・・。
感想
この作品は、ジェイソン・ボーンの記憶を辿る作品なのだが・・。
ふと、疑問に思ったのが、記憶喪失モノの映画って結構あるが(”アンノウン”とか”メメント”など)、こんなに簡単に記憶喪失になっちゃうんですかね?w。
記憶喪失・・・。正式には”解離性健忘”というらしいが、普通では忘れる事のない重要な個人情報を想起できない病態で、通常はストレスやトラウマが原因らしい・・。
なるほど、確かにボーンは、直前に強いストレスを感じていた。
そして、これはシリーズで明かされるのだが、ボーンはもともと”トレッド・ストーン計画”で、かなりストレスを溜めこんでいた模様。
仮にこれらが重なり合ったのだとすれば、極度のストレス状態により、記憶喪失も十分にあり得るのだろう・・。
だが、疑り深い私は、さらに追及していくw。
次に疑問に思ったのは、戦闘能力だ。
記憶を失くしながらも、あの戦闘能力ってどうなのよ?w。
そこで、記憶とはどうなってるのか、ちと調べてみた。
一般的に記憶は脳の中の”海馬”に一旦ためられて、整理されてから大脳皮質に貯蔵させる。
しかしそれとは別に、俗に言う”体で覚える”という、あの感覚。あれはどうなっているのだろう?。
こちらは脳の奥深いところ、大脳基底核と小脳に記憶させている。そしてこの二つがニューロンで正しく繋がる事が、”体で覚える”ということらしい。(因みに人の反応速度は0.2秒だが、体で覚えた反応はそれを超えるそうだ)
だからボーンのように海馬に損傷があっても、体で覚えた格闘センスは失われなかったんですね~(#^^#)。
これで、ようやく納得ですw。記憶を失くしても、戦う事は忘れない・・。
まさに、最強の兵士って事でしょうか・・( ;∀;)。
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