【おすすめ映画】「マイノリティ・リポート」の感想 | なかなか難しい作品です
マイノリティ・リポート
作品情報
作品名 | マイノリティ・リポート |
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公開日 | 2002年 |
上映時間 | 145分 |
監督 | スティーブン・スピルバーグ |
主演 | トム・クルーズ |
配給 | 20世紀フォックス |
キャスト
あらすじ
プリコグと呼ばれる、殺人予知システムにより、殺人発生率がほぼ0%となった、近未来都市。ジョンは、犯罪を未然に防ぐ犯罪予防局に勤めていたのだが・・。
感想
「頼みの綱は、超能力かよw」
途中まで、観た時につい言葉が出てしまった・・。
これは、ネタばれではないと思うので書くが、プリコグというシステムは、3人の予知力者に支えられている。
予知能力・・。さまざまある、超能力の中でもメジャーで、その歴史も古い。
本邦でも、占いという形ではあるが、安倍晴明ですっかり有名になった集団、陰陽師もそういうものだったのだろう。
ちょっと話はそれるが、安倍晴明の次に有名になるのでは、と勝手に予想が賀茂忠行(かも ただゆき)。晴明の師匠であるここと、某漫画の影響でなるのでは、と思っていますw。
そんな、由緒ある(?)能力ってことで、予知能力自体、比較的信頼された能力だと思う。(まあ、超能力に信頼も何もないと言えばそれまでだが・・w)
そこからプリコグは何か信頼された、システム、マシンのメタファーではなかろうか。
信頼されたシステムによる監視社会・・。
近未来あるあるパターンだが、ここでこの作品は、逆説的ともとれる事を訴えてくる。
それは、人は完璧なシステムを求めるが、それが完璧である程、人に馴染まないという矛盾。(この事は、過去のロボット作品で、執拗に人間性を求めた事に通じる気がする・・。)
そこからくる”マイノリティ・リポート”だと思いました。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m。