本日の紹介映画/薔薇の名前
作品情報
作品名 | 薔薇の名前 |
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公開日 | 1987年 |
上映時間 | 132分 |
監督 | ジャン=ジャック・アノー |
主演 | ショーン・コネリー |
配給 | 20世紀フォックス |
あらすじ
物語は北イタリアの、ある修道院が映し出されたところから始まる。巨大な門をくぐりバスカヴィルのウィリアムとメルクのアドソが中に入っていくと・・・。
感想
今回は「薔薇の名前」を紹介。
中世の修道士
この作品の舞台となっているのは、中世の修道院なのだが、その再現度が凄かった(;´Д`)。
建物はもちろんの事、調度品とか礼拝堂、生活スペースなど、ホント細かなところまで再現されていた。
これだけでも十分凄いのに、この作品はそこに留まらない。
その当時の修道院の雰囲気までも、見事に再現していた(@_@。。
これはキャストの演技力の賜だと思うが、それ以外にも修道士になりきるために、徹底したリサーチがかなり有効だったのではとも思えた。
一つ一つの動作が、まさに修道士っぽくて、知識ゼロの私でもスムーズに頭の中に入ってきましたよw。
ただそれが故の、閉塞的で暗い感じは否めない(;´Д`)。
また古い作品という事もあり、現在とは全く異なる感じの作品なので、ちょっとそのあたりが観る人を選ぶかな~(;´Д`)。
キリスト教が全て
そんな修道院で、事件が起こるのだが・・。
その動機が、とてもその当時らしい動機だった(;´Д`)。
その当時はキリスト教が全て。その思想に異を唱えるものなら、異端審問にかけられ処刑される可能性もあった。
作品では、この辺も克明に描かれていました。
今見ると、とても滑稽ですが、当時は大真面目だったんですよね~(;´Д`)。
これみちゃうと、やっぱり思想の自由って大切だなと思ってしまいました。
まとめ
驚異的な再現力により、当時の修道士の暮らしぶりが分かる、なかなか貴重な作品。
また当時の時代背景を絡ませた事件は、現在にもつうじる警告を発しているようで、なかなか重厚だった。
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こんな人に、オススめ!
中世に興味のある人
重厚なサスペンスに興味がある人
オススめです。
キャスト
- ウィリアム(ショーン・コネリー)
- アドソ(クリスチャン・スレーター)
- サルヴァトーレ(ロン・パールマン)
関連グッズ
こちらは原作。
京極先生の作品で、似たような設定です。
お世話になってる、動画配信サービス
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。