作品紹介
作品名 | ティアーズ・オブ・ザ・サン |
---|---|
公開日 | 2003年 |
上映時間 | 121分 |
監督 | アントワーン・フークア |
主演 | ブルース・ウィリス |
配給 | コロンビア映画 |
あらすじ
内戦が続くナイジェリア。民族対立が激化し、反政府軍が全土を掌握した。そんな中米軍は、在留外国人支援を開始。現地で医療活動する、アメリカ人医師の救出にむかうのだが・・・
感想
今回は「ティアーズ・オブ・ザ・サン」を紹介。
これは、ナイジェリアの民族紛争問題をテーマにしている。
民族紛争問題となると、いろいろと複雑な背景があるのだが、この映画はその事よりも、民族浄化の名の下に行われる残虐性、悲惨さを訴えてくる。
そのシーンが、敵対する村を襲うシーンだ。これは、本当に酷かった・・・。なんか、人間の奥深くにある、どす黒い闇の部分をみたようでゾッとしてしまった。(;´Д`)
それと同時に、これはあくまでも映画なのだからという思いもあった。しかし、いろいろと調べると悲しいかな、やはりナイジェリエの現状は、きっとこんなんだろう。日本があまりにも平和すぎるせいだろうか、映画のような現実を映画で知るとは・・複雑な気持ちだ。
そんな惨状をみて、救援部隊がとった行動は現実的にはありえない事だろうが、これには共感できた。あくまでも部隊(特にウォーターズ大尉)が、良心に従っての行動というのが良かった。米軍全体の意思みたいなのが出てくると、変なプロパガンダになってつまらなかっただろう。
最後、エンドロールに出てくる一節は、若干独善的にも思えるが、こんな現実をみたら考えちゃいますよね・・・(;´Д`)
世界にはまだまだ紛争があるのだなと、思い知らさせる作品でした。
こんな人にお勧め!!
世界の民族紛争の現状を知りたい人
おすすめです。
登場人物
関連グッズ
リンク
リンク
お勧め動画配信サービス