作品情報
作品名 | プリズナーズ |
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上映時間 | 153分 |
監督 | ドゥニ・ヴィルヌーブ |
主演 | ヒュー・ジャックマン |
配給 | ワーナー・ブラザース |
あらすじ
ペンシルベニア州の田舎町。工務店を営むケラー・ドーヴァーは、妻グレイス、息子ラルフ、娘アンナと一緒に、隣家のフランクリン家で感謝祭を迎えていた。フランクリン家は夫のパーチ、妻ナンシー、娘イライザ、ジョイという家族構成。そんな中、遊びにいったはずのアンナとジョイが行方不明になってしまう・・・
感想
これは、児童行方不明事件のお話なのだが、日本とアメリカでは行方不明事件の事情がかなり異なるようだ。というのも、アメリカは誘拐大国らしい。ネットでちょっと調べただけでも、年間80万人の児童誘拐があるという。そして、それが児童ポルノや臓器売買などに繋がっていくそうです・・・恐ろしいですよね(;´Д`)。だからあちらの国では、児童ポルノに厳しいのでしょう。日本人が考えてる、レベルとは違うんでしょうねきっと。
さて、そんな事を考えつつ、この映画をみたのですが、宗教的要素が多く深読みしたくなる映画でした。
まず、冒頭から”常に備えろ”というワードがでてくる。そして、アメリカでは先に述べたような、誘拐事件の背景がある。それを合わせて考えると、誘拐事件にも備えろというこをいいたいのだろうか?最初からいろいろ考えてしまう(;´Д`)。
次に考えされられたのが、主人公ケラーの行動。行動というより、一連のシーンといったほうがいいかな。彼は、信心深く自分の考えに固執するタイプのようだ。
だから、自分の思うように捜査が進まない事に怒り、刑事ロキに八つ当たりしていた。そんな中、聖書の引用が唐突に流れ、”人は罪深き者”だという。これは、どう解釈したらいいのだろうか?。
私なりに考えてみたのですが、ケラーの行動を指して、やはり”人は罪深い者”といいたかったのではないか。ロキに八つ当たりする心情は分かるけど、やっぱりそんな事する人間の本性というか、そういうものが罪深いんだろうな。う~ん、なかなか難しい・・・(;´Д`)。
いろいろ深読みしたくなる要素は、他にもあるのですが、あとは実際にみて考えてくださいw。
まあそんな事考えなくとも、ヒュー・ジャックマンの演技が素晴らしかったので、それだけでもみる価値はあります。
こんな人にお勧め!!
宗教的な映画が好きな人
深読みしたくなる映画が好きな人
お勧めします。
登場人物
- ケラー・ドーヴァー(ヒュー・ジャックマン)
- ロキ刑事(ジェイク・ギレンホール)
- グレイス・ドーヴァー(マリア・ベロ)
- フランクリン・バーチ(テレンス・ハワード)
- ナンシー・バーチ(ヴィオラ・デイヴィス)
- ホリー・ジョーンズ(メリッサ・レオ)
- アレックス・ジョーンス(ポール・ダノ)
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