作品情報
作品名 | マネーボール |
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公開日 | 2011年 |
上映時間 | 133分 |
監督 | ベネット・ミラー |
主演 | ブラッド・ピット |
配給 | コロンビア映画 |
あらすじ
主人公のビリー・ビーンは、オークランド・アスレチックスのGM(ゼネラル・マネージャー)である。2001年、オークランド・アスレチックスはディビジョンシリーズで、ニューヨーク・ヤンキースに敗退。オフシーズンには、スター選手のフリーエージェント移籍が確定となる中ビリーは、2002年シーズンの戦力を確保するため、忙しい日々をすごしていた。
ある日、トレード交渉のためクリーブランド・インディアンスを訪れていたビリーは、ピーター・ブラントと出会う。そして、彼から驚くべき事を聞かされるのだが・・
感想
今回紹介するのは、マネーボールです。
これは、非常に衝撃的な作品でした。
オークランド・アスレチックスに実在したGM、ビリー・ビーンがいかにして弱小チームを立て直したか、という物語なのだが、そのやり方が凄い。
イエール大卒のピーター・ブランドを助手にして、選手を徹底的にデータ化。そこから勝つための戦略を、計算するというものだった。
しかしこれには当然のように、周りから反発の声があがった。特にスカウトマンからの声が大きかった。彼らいわく、自分たちには長年の経験と直感があり、それが絶対正しいという事だった。
これに対し、ビリーは結局それがダメだったと反論する。自分も含め、周りのスカウトマンは直感とかいいながら、選手のことを何も分かっていなかったと。(この辺り映画では、ビリーの過去と絡めて描かれている。)
だから、今までのやり方ではなく、データから客観的に分析する統計学的手法を採用しようというのだ。(この手法はセイバーメトリクスというらしい)
これは、みていて唸ってしまった。というのも、私はいままで統計学を、何か怪しい呪文のように考えていたからだ(;´Д`)。しかしこの映画では、とても現実的で客観的なアプローチとして描かれていた。これは、統計学というものの本質を表しているかもしれませんね。
野球を愛し、勝つことに拘った男をブラッド・ピットが好演。
面白いので、是非みてください。
こんな人にお勧め!!
野球大好きな人
統計学とかそういう分野に興味がある人
お勧めしますw。
登場人物
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