ウインド・リバー
作品情報
作品名 | ウインド・リバー |
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公開日 | 2018年 |
上映時間 | 107分 |
監督 | テイラー・ジェリダン |
主演 | ジェレミー・レナー |
配給 | ワインスタイン・カンパニー |
あらすじ
ワイオミング州ウインド・リバー保留地。FWS(合衆国魚類野生生物局)の職員であるコリンは、雪の中で少女の死体を発見する。FBIに協力要請をするのだが・・・
感想
今回は「ウインド・リバー」を紹介。
これは、まず保留地なるものの、知識が必要だ。
詳しい事は割愛するが、ざっくり言うと、白人がネイティブアメリカの先住民を、肥沃な土地から強制的に僻地へ追いやった。その先が、この保留地なるものらしい。
このアメリカ合衆国の闇ともいうべき部分に、切り込んでいくのが本作品。だから、サスペンスというより、人間ドラマと言った方がに近い感じだと思う。
そんな背景を持つので、全体的にとても重い(;´Д`)。雰囲気、内容、登場人物が交わす言葉などなど、どれもとにかく重い。
その中でもとくに、ズシンときたのが、主人公コリーの言葉だ。彼は寡黙で、多くをあまり語らない。が、発する言葉一つ一つに、この地で生きてきた者の覚悟というか、何とも言えない説得力があった。
重たい雰囲気の映画ではあったが、その雰囲気とは対照的な、ウインド・リバーの晴れた大雪原の景色が印象的な映画でもあった。
こんな人にお勧め!!
社会派映画が観たい人
おすすめです。
登場人物
- コリー・ランバート(ジェレミー・レナー)
- ジョーン・バナー(エリザベス・オルセン)
- ベン・ショーヨ(グラハム・グリーン)
関連グッズ
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